適応障害SOS┃放置せずにエキスパートに相談する心得

悩む女性

放置が危険

顔を隠す男性

なかなか気づきにくいことでも知られている適応障害は、自分で患っていることすら気づかないこともありますが、それにより放置をしてしまうケースも多くあります。確かに少々の心労であれば、疲れているだけだろうと思い少しは無視してしまうことがあるかもしれません。しかし、それが継続していくとどんどんその心労の負担が大きくなり適応障害の影響も大きくなります。この状態が悪化してしまえば、さらに重度のうつ病に陥る可能性もあることから放置の危険性は非常に高いと言えるでしょう。まず、軽度のうつ病と適応障害は症状的に似ている部分があるので、あまり大きな差があるように見えないかもしれません。しかし、重度になってくると日常生活を送ることすら困難になることもあり、最終的に自殺願望が生まれてしまうこともあるので十分気をつけないといけません。ここは早めにメンタルケアを行なっている専門の医療機関へカウンセリングを受けて治療の準備を進めるようにしましょう。

専門の医療機関で行なっている適応障害の治療は、ただその人の話を聞いて「ウンウン」と頷いてくれるだけだと思っている人は多いです。確かに、カウンセリングというものを受けたことがなれば、そのようなイメージを抱くことも仕方ないですし空想や妄想の上でそうなってしまっているのかもしれません。しかし、実際に行われているカウンセリングは、その人の症状に合わせて話を引き出し問題の根幹となる部分を解決できるように導いてくれるようになっています。ですから、うつ症状や異常行動などが見られて相手に話が伝わらないと嘆いてしまうことはなく、その症状を引き起こす原因を考えさせてくれる機会になります。また、そこからカウンセリングは自分一人で問題を解決するように進めるのではなく、適応障害者にとって負担のない問題解決方法を提案してくれたりアドバイスしてくれたりします。これが利用する人にとって新しい選択肢が見えた希望に感じ、ストレスの緩和や問題解決のきっかけとなることもあります。

自分はもちろんのこと、周りにも気づきにくい適応障害は、自分の中に起こる変化に気づくことができても、それを病気として認識できるかが難しいところでしょう。分からない時は自分で決めつけず、専門の医療機関に受診をして明白にするのが一番でしょう。自己診断の場合は思い込みからくるものもあり、適応障害であるのにそれを認知しないことや逆に適応障害と思い込み別の精神的な疾患があることも考えられます。このような勘違いから自己流の治療を行い、全く症状が改善されないこともあるので十分気をつけなければなりません。専門の医療機関なら、適切なチェックと診断をしてくれるので自分の抱えている病気のことを理解することができますし、治療に向けて必要なことも明白になります。